はなもも
保育園

反復式献立を始めてみて…

こんにちは☺給食室です。

6月から、毎月１～１４日の献立を後半にも繰り返す反復式献立を採用しました。

献立表を見て、「同じ献立だなぁ～」と感じる方もいらっしゃると思いますが、これにはしっかりとした理由があります。

食べ進みの具合をフードカンファレンスで担任の先生にお伺いしてみると、

「１回目では食べ進みがイマイチだったメニューが、２回目にはきれいに完食していました。食べ慣れるって大事なんですね～✨」という嬉しい報告が♬

確かに残菜がどのクラスも減っていて、給食室一同喜んでいます(^^♪一般的に、１回目よりも２回目のほうが味をしっかり覚えているのでより進みがいいと言われています。食べ慣れる・食経験を積むって本当に大事なんですね。

子どもの頃に給食で食べた揚げパンやミートソーススパゲティの味を今でも懐かしく覚えている方も多いのではないでしょうか？あれも実は何回も繰り返し食べていたからなんだとか☝

子どもの頃といえば…皆さんには小さい時に食べられなかったものが、大人になって大好物になった✨という経験はありませんか？

わたしも考えてみると春菊や大葉、ししとう、みょうが、三つ葉、ゆず…思い当たるものがたくさんあります(笑)

実は子供のほうが味に敏感で、大人の方が鈍感なのだそう。大人は味覚が退化（！）しているからこそ、子どもの頃に苦手だったピーマンやししとうが好きになったり、クセの強い食べ物を好んで食べるそうです。ある意味では子どもに好き嫌いが多いのは自然なことなのかもしれませんね。

大事なことは、食べ慣れる機会を多く作ってあげることと、おうちのかたと一緒に「おいしいね～♬」と笑って食卓を囲むことです。お仕事や子育てで毎日忙しいと思いますが、家族で食卓を囲む時間を大切にしていただけたらと思います♡

さて、はなもも保育園では園児さんたちが度々給食室にきて声をかけてくれます。

「ミニトマトとれたよー！」「こんなにたくさんなったよ！」

可愛いおててにたくさんのミニトマトを抱えて持ってきてくれました。うめ組さんが大切に育ててくれたミニトマトは、給食の彩りを豊かにしてくれました👏

さくら組さんも、お庭で育てたオクラを見てと給食室に声をかけてくれました。さっそく見に行くときれいなオクラが4本なっていました。

「明日の給食にこのオクラを出すね～楽しみにしててね。」とお約束♡

次の日、お当番さんが収穫したオクラを大事そうに持ってきてくれました。

キレイな緑色で、うぶ毛もしっかりしています。

塩でもみ洗いしてから茹でて刻み、うどんの上にトッピングしました。

スーパーで売っているものよりも種が丸々としていました。自分で育てた夏野菜のお味はどうだったかな♡

大葉も収穫のときがきたようで、給食室に持ってきてくれました。

可愛いサイズですが香りもしっかりとしています。

この日のメニューは冷やしうどんだったので、園児さんにも食べやすいように天ぷらにしてみました🍳

はなもも保育園の給食室はガラス張りになっているので、園児さんの様子がよく見えます。手を振ってくれたり、給食室をのぞいて給食に興味を示してもらえると嬉しくなります。

明日も「美味しかった～！」の声が聞けるように、安心・安全な給食づくりに励みます☺